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総合判断

海外滞在期間に応じて社会保険(国民保険)、損害保険、クレジットカードの効率を総合判断します。

留学や旅行時には、どれを選択するべきかあるいは併用すべきか説明します。


前三項目において、社会保険、民間の損害保険(旅行保険・留学保険)、クレジットカードについてのメリット、デメリットとその概要について述べました。

ここでは、海外滞在期間を考慮に入れながらどのようなコストを抑えつつどのような組み合わせが可能かを検討したいと思います。

【 総合判断一覧表 】
社会保険 民間の
損害保険
クレジットカード
傷害死亡・後遺障害 ×
傷害・疾病治療費用
賠償責任 ×
携行品 ×
救援者費用 ×
期間
およそ1年以内

最大5年
×
最大90日
治療費の負担割合
約3割

規定内なら無料

規定内なら無料
治療費用
申請時の簡便さ
海外での
サポート体制の有無
×
コスト ×
24万円前後
(注意1)

約6万円台〜
20万円位まで
(年額)

年会費無料なら
コストゼロ
(注意1)
社会保険と年金はセットであり、分離不可欠のためトータルで計算。
全国一人当たり保険費用年額81,523円。

愛知県の国民健康保険事業統計の平成15年度全国一人当たり調定額を参照)。平成18年度国民年金税年額166,320円。月額13,860円。

単純平均額合算なら
81523  +  166320   =   247843      年額(円)


【 期間に応じた使用例 】
期間 社会保険 民間の
損害保険
クレジットカード
ケース1 3ヶ月未満 - -
ケース2 6ヶ月未満 -
ケース3 1年未満 -
ケース4 1年以上

保険対策のツールとしての組み合わせは、大まかに上記の場合が想定されます。次に滞在期間を4期間に切り分けしてコストを考えてみましょう。


●3ヶ月未満
海外の滞在期間が3ヶ月未満なら、クレジットカードの自動付帯保険だけでも充分ではないでしょうか。カードの保険条件にもよりますが、複数所持していれば治療費用だけでも200〜300万円のカバーができます。年会費無料のカードならコストゼロ。


My Sony Cardは、年会費永久無料で自動付帯保険が手厚いのでお勧め。


        結論          ケース1で対応可能。


●6ヶ月未満
滞在期間が3ヶ月を超えだすと、クレジットカードの自動付帯保険も失効してしまいます。
しかし6ヶ月程度の海外滞在では、市町村でも海外転出届を受理しないでしょう。
そのため、最初の3ヶ月はクレジットカードの保険を使用し、後半3ヶ月は社会保険を利用するのが最も負担が少ないはず。
どうしても不安な方は、民間の保険も検討してください。


         結論         ケース3で対応可能


●1年未満
滞在期間が、6ヶ月以上1年未満というパターンが最も負担がかかる所ではないでしょうか。自治体にもよりますが、1年以上の海外滞在に限り海外転出届を受理するので、当然社会保険費用と年金の両方を払い続けなければなりません。
社会保険を一時停止して、民間の保険に切り替えたい方は一度所属の自治体に海外転出届について相談してください。


          結論         ケース3で対応かも。


●1年以上
長期留学(1年以上)があらかじめ分かっている方は、自治体に海外転出届を申請することは非常に考慮するに値すると思います。海外滞在期間は、社会保険が利用できないものの国民年金も発生しなくなります。年金だけでも年間166,320円(平成18年度)の負担が発生することを考えると、学生にとって決して小さな負担ではありません。


また、一度社会人を経て辞職後長期留学を検討される方も同じことが想定されます。海外で勉学に打ち込む以上当然所得がありません。そのため、一時的に社会保障を停止される方がコスト的負担は軽減されると思います。


          結論          ケース2で対応がベター

上記の判断は、あくまで管理人の判断でありコストを考慮しながら選択したものです。従いまして、絶対的な解答ではありません。各人の所得も違うし、コスト・保険・リスクに対する価値観も千差万別なので、上記の判断は一つの目安として下さい。









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