アパート
学生が中国で一人暮らしを始める際に知りたいのがアパートと家賃。
管理人が使用していたアパートを写真つきでお見せしましょう。ちょっ〜と恥ずかしいですね。
【一人暮らしの勧め】
日本で学生時代に田舎から上京して、アパートを借りて一人暮らしをした経験のある人は少なくないと思う。最初はちょっと心配だが、やってみて出来ない事はないものだ。日本で一人暮らしをするのと中国で一人暮らしをするのでは、訳が違うとおっしゃる人が必ずいると思う。私も否定するつもりはない。
これは体験談だが、私が留学時に出会った二人の日本人女性を紹介したい。年齢は共に25歳未満だ(たしか、当時21歳と24歳)。この二人は実に私を驚かせてくれた。
長期休暇になるとバックパックを背負って、「いってきま〜す」と言って2〜3週間かけて中国一人旅をしてしまうのだ。また予算を節約するために、現地で宿泊する施設は大部屋のドミトリーである。
見知らぬ者通しが数人一緒に素泊まりするような場所。
当然客の男女の区別はない。
「お前ら〜、それでも本当に女か〜」
と思わず私は言いたくなってしまったが、
その後のはり手が怖かったので 「ふ〜ん、すごいね〜」
と言う言葉に思わず後退してしまった。 (^_^;)
まさに、バックパッカーを地で行く女性たちだった。
私はこの時初めてバックパッカーとは何たるかを悟った気がした。
そう言うレベルに比べれば、学外で一人暮らしなんてたいしたレベルではない。私は不動産仲介業者の回し者では決してないのだが、なぜそこまで敢えて学外での生活を勧めるのか。それはメリットの方が断然大きいからだ。
私も最初の2ヶ月ぐらいは宿舎で暮らしていた。しかし、私に引越しをしようと動機付けさせたものは、次の4点において不満があったからだ。
1.好きな時間帯に熱いシャワーが浴びれない。
(当時お湯の出る時間帯は6:00〜8:00と19:00〜22:00と制限
があった。)
2.寮では学生が集まってはよくドンちゃん騒ぎをしているので、
静かに勉強が出来ない。
3.インターネットをする際、回線速度が遅いと言うより、
繋がらない日が多すぎる。
4.門限が午後11時。
学外で一人暮らしをする事によりこれらの問題を解決できたばかりか、その他にも多くのメリットが発生した。下記では、学外でのアパート暮らしのメリット、デメリットを検証したい。
【一人暮らしのメリット、デメリット】
メリット○プライベートが確保できる。
○インターネットは快適(停電、大雨時には使用不可な場合も)
○学校の宿舎より安い上に広い部屋が確保できる。
○周りは普通の中国人ばかりなので、中国語を使用する頻度が増す。
○門限がない。
デメリット
○学外に住むために、学校と警察に登録が必要なのだが、
正直これがめんどう。
○学内に比べ治安レベルが落ちることも。(居住場所による)
○入室時、退去時に大家との交渉が必要。
【家賃の相場】
家賃の相場を述べる前に、大学の宿舎費と瀋陽の一人当たり平均所得を考えてみたい。大学の宿舎は、6畳一間にシャワールーム(トイレ付き)。その他の備品もあるが、一人部屋を利用すると考えると一ヶ月240ドル(8ドル×30日)。2005年7月に元の切上げがあったので、1ドル8.11元で計算すると一ヶ月1946元に相当する。
瀋陽人の一ヶ月平均所得が一人当たり1000元位だからそれを考慮すると寮費はべらぼうに高い。いかにも外国人からぼってやろうとしているかが分かる。学費もそうだ。
もし大学外で家賃が一ヶ月2000元のアパートをレンタルしたらどうなるか。4LDKの間取りにすべての備品が標準装備となること間違いなしだ。
ふわふわのベッドとソファー、大型冷蔵庫、エアコン、調理器具、電話、シャワーシステム、大型テレビ、全自動洗濯機、天井からはシャンデリアとこんなイメージだろう。
いずれにしても大学の宿舎費は中国の物価を考慮した時、あまりに高すぎるといわざるを得ない。ちなみに、留学時の私と二人の友人のアパートについて紹介しよう。
| 住人 | 家賃 | 寝室 | リビング | 備品 |
| 私 | 450元 | 6畳 二部屋 |
8畳 一部屋 |
温水器、ベッド、電話、学習机 |
| 友人A | 900元 | 6畳 二部屋 |
8畳 一部屋 |
温水器、ベッド、電話、学習机、全自動洗濯機、ソファー、冷蔵庫、テレビ |
| 友人S | 700元 | 6畳 二部屋 |
8畳 一部屋 |
温水器、ベッド、電話、学習机、洗濯機、ソファー、冷蔵庫、テレビ、フローリング |
見てお分かりのとおり、一人で生活するには少々贅沢かもしれない。
これでも大学の宿舎に住むより安いのだ。
私の部屋の場合最初ほとんど何もなかったので、テレビ(中古)200元、二層式洗濯機(新品)200元、浄水器(新品)210元、プロバンガス及び鉄製容器170元、鉄製いす(中古)70元等を購入した。
半年以上生活するのなら新規に生活用品を購入しても全然もとが取れるではないか。このような条件なら現地で彼女(彼氏)を作ろうとも、日本から夫婦で友人が遊びに来ても、友達と大勢でパーティーを開くにしても問題ないだろう。
管理人のアパートは2LDKでした。
| こちらが寝室兼勉強部屋です。面積は6畳ぐらいです。 | ||
| こちらの寝室は、洋服部屋です。友人が遊びに来た時は、ここで寝れます。面積は6畳ぐらい。 | ||
| ここがリビングです。 面積的には、8畳ぐらいでしょうか。 |
||
| 厨房です。 |
【部屋の探し方】
部屋探しにもいろいろ条件はあるかと思うが、とにかく学校から近いことを最優先しよう。さもなくば、通学が面倒だと思い始め、やがて授業に欠席しがちになってしまうからだ。ゆめゆめ学生の本分をお忘れなく!学外に住む瀋陽師範大学の留学生のうち比較的人気があるのが、北門近辺の「正良」にあるアパート群。それと東門近辺にある「郭七」のアパート群。私が利用していたのは後者である。ここはお勧め。
大学が見える所にあると言うか隣接しているので、徒歩15分くらいで教室にたどり着ける。物価も安い。このアパート群の一角に「郭宏超市」と言う小売店がある。ここのボスである郭宏(グオホンと呼ぶ)は、私に非常に親切にしてくれた。この場を借りてお礼を申し上げたい。
部屋探しの時も手伝ってくれたし(手数料を取るような男ではない)、ご飯をご馳走してくれたこともある。(日本人に親切です。)
一般的に中国人を簡単に信じるのは危険だが、彼は例外。
非常に良いやつだ。年齢は私とためである。
このエリアの空き部屋状況等などは、商店と言う職業上非常に精通している。気軽に聞いてみると良いだろう。
部屋探しの時や、大家との値段交渉の時には、友人の中国人や相互学習のパートナーにかならず付き合ってもらうことをお勧めしたい。一人でこれをやると、「私は外国人です。どうぞ私からたくさんのお金をまきあげて下さい」と言っているようなものだ。当然家賃も全然変わってしまう。
日本の敷金に相当するのが、中国語で言う押金(ヤージン)。退去時に部屋に何の損害も無ければ全額返却されるべきお金なのだが、中国人に道理は通じない。
一度手に入れたお金はなんだかんだと理由をつけて絶対手放さない、非常にお金に意地汚い。紳士的に対応してくれるのは2割もいないのでは。
(これは管理人の独断なので一般論ではありません。)
よって部屋を退去する際にも必ず友人の中国人に立会いに付き合ってもらってください。もっとも、部屋を借りる段階で大家を良く見て判断していれば問題ないのだが。(親切な人はほんとに親切だよ。)
そして退去時には我々も忘れてはいけない義務がある。電話代、電気代、水道代等は1.5ヶ月から2ヶ月遅れて使用料金が発生するので、退去時にはそれぞれ見込みで1.5ヶ月分余分に払うようにしよう。
入居時に彼らの使用料金をこちらに押し付けてくるようなせこい大家ならそのような義務をこちらも履行する必要も無いかもしれないが。