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罰金

中国瀋陽にある五愛市場における管理人の罰金の体験談です。

でもよくよく考えると、これはゆすり(たかり)といったほうが近いかも....?


これは中国で生活を始め2ヶ月ぐらい経過した頃だろう。事件はその時起こった。年末年始を利用して、私の親友が奥さんを伴って中国に遊びに来てくれた。せっかく来てくれたのだから、瀋陽案内の一環として五愛市場にも連れて行ってあげた。

なぜなら女性はどこに行ってもショッピングが大好きだからだ。軽く市場全体を案内後、夫婦二人で私に気兼ねなくショッピングが出来るようにと思い、場所を決めて2時間後に再度落ち合うことにした。

そこで私はちょっと一服と思い、建物の外に出てたばこを吸い始めた。するとまもなく、20歳前後の二人の青年が私に急に近寄り何か言い始めたのだ。まだ中国語がうまく話せないレベル(今でも大して変わらないのだが)だったので、めんどくさい事になったなと思った。

しかもお世辞にもにこやかな顔とは言えない。そこで神経を集中させ、彼らが何を言いたいのか必死で聞き取ろうとした。相手方も私が外国人だとわかるとジェスチャーを交え会話を始めた(それにしても形相穏やかじゃないな、こいつら)。その場で20分ぐらい話しこんだだろうか、まとめると彼らの言いたい事はどうやらこうなる。

ここは五愛市場で、この敷地内でたばこを吸う事は禁じられている。規則を破った者は、罰金である。だから罰金100元を彼らに払えと言っている。もしいやなら警察に私を連行して行くと言っている。

そこで私はあたりを見渡した。すると確かに五愛市場内における「禁煙と罰金」についての看板が設置されているではないか。そして違反者は罰金50元

そこで二つの疑問が私の脳裏をよぎった。私が違反を起こしたことはわかったが、それでは彼らはいったい何者?明らかに警察官ではない。かといって民警(中国語でミンジ〜ンと言う。)にしては素性悪すぎ。五愛市場の管理者というわけではない。

なぜなら、どうせ罰金を払うなら正式に払いたい、だから彼らの名前を教えてくれと言っても明かさない。なんだか非常にきな臭い感じだ。次に罰金が50元なのは分かったが、なぜ彼ら二人いるから一人につき50元払わなければならないのか。どうも腑に落ちない。明らかにこいつらは、たかりか詐欺師じゃないか。こう分かった時私は非常に腹ただしくなった。よっぽど大声で「この馬鹿やろ〜」と怒鳴りつけたくなったが、ぐっとこらえ我慢した。

なぜならこんな記事の一説を思い出したからだ。以前中国である日本人が中国人と喧嘩を始めた。すると全く関係のない中国人まで相手方に加勢し出して最後はこの日本人がリンチ状態になったと言う。明らかに反日感情が影響しているのだ。

そのため私は冷静に事態の解決策を考えた。最善の方法は警察に出向きそこで50元支払う。しかし、もし私がその手続きをしている間に本来友人と待ち合わせしている時間にその場所に行けなかったらその友人(とその奥さん)は迷子になってしまう。決して納得はできないが、百歩下がってこの悪党どもに合計で50元払おうと決意した。

するとこのバカ共も警察に私を連行して一銭の得にもならないよりはましだと考えたのだろう。素直に私の提案を受け入れた。


【教訓】
中国では納得の出来ないことや、筋が通らないことが非常にたくさん起こる。(法律がまともに機能してないのだからしょうがないか......管理人の独断と偏見に基づく)

しかし、ここで日本語の「バカ」とか「アホ」と言う言葉をたやすく口に出してはいけない。共産党の反日教育のため今でも日中戦争の映画を身に染み付くぐらい放映している。そこでは中国人演じる当時の日本軍人が中国人を「バカヤロ〜」と罵っては殺害している。

だから全く日本語の分からない中国人でさえ、これらの単語には非常に敏感である。へたすると道理の如何を問わず必ず袋叩きに会ってしまう。よって自分の身を守るためだと割り切り、ケースバイケースでかならず冷静に対応してもらいたい。








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