置き引き(マクドナルド編)
瀋陽にあるマクドナルドでの管理人の置き引きの体験談です。
みなさんも、旅行中・留学中のすりや置き引きに注意してくださいね。
【初めての置き引き】
中国生活も2年が過ぎた頃だろうか。私も思わずやってしまった。生まれてからこの33年間一度もすりや盗難に出会った事のないこの私が、ついにここで自分の歴史に汚点をつけてしまった。置き引きをされてしまったのである。具体的状況を説明すると、ある日マクドナルドで彼女と夕食をとっていた。部屋の階段側の奥隅。彼女を壁側に座らせ私が守るように座っていた。食後彼女がトイレに行っている間、私が彼女の荷物とバックを監視していた。
私が自分のバックを空けティッシュペーパーを探している間わずか1、2分のことである。頭を上げると彼女のバックが消えているのである。物音や気配は全く気づかなかった。かなりの腕前である。
可能性は二つに一つ。一つは、右隣に座っていた女性二人が持ち去ったか(すりだって男女平等だもんな)。二つ目は、ある人が階段側から手をかなり伸ばして持ち去ったか。いずれにしても常識から言えば、持ち去る方としても相当勇気がいるスタンスである。
盗まれた彼女のバックには、携帯電話、香港ドル、日本円、その他の外貨が入っていた。そのため私は責任を取るため彼女に中国元で3500元の賠償をした。
正直ショックを受けた。彼女への賠償金額からではなく、私が置き引きをされた事自体が許せなかったからである。自分で言うのもなんだが、私は相当注意深い。すりや盗難等には普通の人の3.7倍(すいません、筆者の個人的な感覚指数です)注意しているつもりだ。それ故タイ、フィリピン、アメリカで長期生活をしていても一度もトラブルに巻き込まれたことがなかったのだ。実に悔しい限りだ。
【教訓】
月並みなアドバイスになってしまうが、やはり自分の身や財産は自分で守るしかないのだ。旅行のガイドブックなど見るとこうすれば安全なんて書いてあるのをよく見かけるが、そんなもん「きほん」のきの字にすぎない。
日本で長く生活しているとどうしても安全に守られているため、危機意識が後退してしまう。海外滞在中は常に何があってもおかしくないんだというぐらいの気持ちで臨んでもらいたい。
最近日本の警察のモラルを問われるような事件が多発しているが、それでも中国の警察に比べたら神様に見える。はっきり言って中国の警察はやる気がない。
私が滞在中に中国の警察に何度か厄介になったが(私が罪を犯したからではありませんよ〜!)、事あるごとに彼らが口にする三つの口癖がある。
「分からない、担当者がいない、休憩中」。
う〜ん、なんと響きのいい言葉だ。被害者が切実に窮状を説明しているのに、助けてあげたいと言う気持ちが全く伝わってこないではないか。かなり使えない奴らだ。その上、賄賂大好きときている。(いい仕事してますね〜♪中島誠之助風)
決して忘れることなかれ、自分の身は自分で守るのだ!